編み物作家おりんの日記
2022-09-27 08:27:00
彩り豊か、という響きに恋する。
森を愛する編み物作家のおりんです*
今日は《色》についての話を。
子供の時に好きだったのは
折り紙、万華鏡、指輪、シーグラス、絵本
ミサンガ作り、塗り絵、ビーズ、
大人になって気が付いた。私がときめくのは
『たくさん色がある』という事なんだ!って。
折り紙は色が欠けるのが嫌で
最後の1枚は使えなかったし、
ビーズは色分けして自作の小さな封筒に
分ける作業が楽しかった。
おもちゃの指輪は10本全部の指に付けたし、
塗り絵をする時は、色鉛筆、水絵具、クーピー、マーカー
机いっぱいに広げて、何を塗ろうかなと、
パラパラ眺めるうちに満足して
片付けたりなんてこともしばしば。
小学校高学年の夏休みの宿題はクロスステッチ。
今は苦手な針仕事。
考えてみれば楽しかったのは
ステッチという作業ではなくて
色とりどりの刺繡糸が描き出す様に
ワクワクしていたのだと思う。
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色が好きだ!!
そう強く認識したのが昨年5月のこと。
親友との会話で気付かされた。
今年の6月に色彩検定を受けた。
好きなことを学ぶってこんなに楽しいのか!!
空のスポンジが水を吸うように気持ちよく。
何のためでもない。
ただ好きだから、知りたい。
(本来、勉強ってそうゆうもんなのかも)
そして合格。さぁ、次はどうしようか。
忘れないために日常に彩を置いておきたい。
色のイメージや心地良さを形にしたい。
編み物に、インテリアに、絵に、
出来るだろうか…?
知識を得ることは簡単だ。
それを実践に活かせるかが最難関である。
小難しい顔でそんなことを考える今、
私の頭の中はお花畑のように
彩り豊かなのだ。